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再審無罪となった宮田さん

 刑事の再審事件とは、無実の罪なのに警察に捕まって、裁判で有罪になって、その有罪判決が確定してしまった人が、自分の無実を訴えて裁判のやり直しを求める事件のことです。
 私、野嶋弁護士は、無実の人を救う再審事件に長年にわたって、弁護人として深くかかわっています。野嶋が担当している現在再審請求中の事件には、名張毒ぶどう酒事件(昭和36年に三重県名張市で発生した殺人等事件)、三鷹事件(昭和24年発生の電車転覆致死等事件)、鶴見事件(昭和63年に横浜市鶴見区で発生した強盗殺人事件)、小石川事件(平成14年7月に小石川で発生した強盗殺人事件)があります。
 そしてもう一つ、平成5年から取り組んできた松橋事件(昭和60年に熊本県松橋市で発生した殺人等事件)について、昨年3月28日、ついに再審無罪判決が出され、宮田さんの無罪判決が確定しました。
 なぜこんなに長い時間がかかったのでしょうか。それは再審についての法律に大きな不備があるからです。興味を持った方は是非調べてみてください。えん罪の人を救うために再審法の根本的な改正が必要です。


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